日記の魔力

[amazonjs asin="4763196022" locale="JP" title="日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える"]

【チェックポイント】

・人間の一生は『問い』のレベルで決まる。そしてその『問い』を問いのプールに蓄積しておく。その為に日記は良いツール

・行動を綿密に記録することによって『自己管理』が容易になる

・人間は社会生活をおくる上で、さまざまな制約をうける。その制約に『優先順位』をつけ自分で管理していかなければ、結局はまわりに管理され、流されるしかなくなってしまう。しかし、自分できちんと管理すれば、どのような環境にあっても、その流れに流されることなく、自分自身の流れをつくることができる。

・幸福な人生を歩む為には、本当の自己をしり、セルフイメージを修正することが必要。

・マイナス面があったときに、大切なのは『あれをやっておけばよかった』ではなく、『今日からはこうしよう』という肯定的な側面を書いて宣言することだ。

・日記を書くことによって、日々進化している自分を確認することができる。そして、時間の無駄をなくし(これをするには何分必要なども記載する)、予定を上手に組み合わせれば、自分の時間をつくることができる。

・目標も書くことによって自分に宣言する。

・『日付』『起床時間と睡眠時間』『一日の行動記録を時系列にかく』『着想』

・発想が定着したものが着想。着想は書くが発想までは日記に書かない。考えていることを色々書くのとは少し違い、人生における大切な『問い』をわすれないように日記に記録する

・日記を読み返すことにより自分を肯定し、自信をつけて好循環にもっていく。

・自分の心と生活がよい循環の中でまわっているときの記録を読むことによって、今の自分が直すべき点がハッキリと見えてくる。

・自分の成功パターン、失敗パターンをしり、少しでも『危ないな』と思ったら、すぐに生活を立て直すようにする。それが『自己コントロール』のコツ。そして、自分の成功パターンをしるもっとも良い方法が、日記を読むこと。

・日記を読み返すことが、『問い』を考え抜くことになる。

・日記を書くという客観化の作業は『左脳』の領域、それに対して、日記を読み返し主観化するという作業は『右脳』の領域。つまり感情情報と分析情報が相互に行き来することによって、脳梁が刺激され太くなっていく。

・わからないけども、『何かある』と感じたら、そのことを日記にかいておく。こうして日記に書くという行為を通して『問いのプール』の中に入れられた『問い』の『答え』が、夢の中ででてくることがある。

・この『問いのプール』は、心理学者ユングが唱えた『集合的無意識』に近いもの。

・『問いのプール』は無限のキャパシティをもち、時間も空間も超越しているもの。これはだれもがもっている。そしてそれらは、とても奥深いところでつながっている。

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