抹茶の小分け充填で気をつけたいこと|粉末商品の圧着不良を防ぐ工夫

抹茶の充填依頼が増えています

ここ数年、抹茶の小分け充填についてのお問い合わせがとても増えています。

抹茶は細かい粉末なので、袋に詰める際にはいくつか気をつけたいことがあります。

その中でも、私たちが特に注意しているのが、袋の口を閉じる「圧着」の工程です。

見た目はきれいに仕上がっていても、袋の閉じ方が不十分では安心して出荷できません。

今回は、実際の充填現場で行っている工夫をご紹介します。

粉末が原因で起こる圧着不良

袋の口に粉が付着する問題

粉末商品の充填で気をつけたいのが、圧着部分への粉の付着です。

袋の口を熱で接着することを「ヒートシール」といいます。

この部分に粉末が付着していると、熱をかけても十分に接着できず、圧着不良につながる場合があります。

特に抹茶のような細かい粉末は、充填中に舞いやすく、袋の内側にも付着しやすい特徴があります。

機械充填でも起こる問題

機械を使えば、すべて解決するというわけではありません。

機械充填では、作業中に細かい粉末が舞い、袋の圧着部分に付着することがあります。

また、静電気によって粉末が袋の内側にくっついてしまうこともあります。

その対策として、静電気防止加工を施した袋を使用する方法があります。

ただし、それでも粉末の付着を完全になくせるわけではありません。

だからこそ、充填方法だけでなく、その後の工程も大切になります。

中村食品で行っている対策

圧着前の拭き取り工程

弊社では、粉末商品の小分け充填を行う際、圧着部分の拭き取り工程を設けています。

袋の口に付着した粉末を取り除き、きちんと圧着できる状態に整えるためです。

一見すると小さな作業ですが、商品の仕上がりに関わる大切な工程です。

充填するだけでなく、最後まできれいに仕上げることを意識しています。

圧着後の確認も欠かせません

拭き取りを行った後は、袋の口を熱で圧着します。

そして、圧着後にはきちんと接着できているかを確認する工程を設けています。

粉末を詰めて袋を閉じれば完成、というわけではありません。

こうした確認を重ねることで、品質を維持しながら安定した充填につなげています。

商品に合わせた充填方法を考える

小さな改善の積み重ね

粉末商品といっても、抹茶、小麦粉、きな粉など、それぞれ性質が異なります。

粉末の細かさや袋の材質によっても、充填時に注意する点は変わってきます。

そのため、すべての商品を同じ方法で充填すればよいとは考えていません。

実際の作業を通して、よりよい方法を日々研究しています。

安心して商品を届けるために

お客様が大切に育ててきた商品を、きちんとした状態でお届けする。

そのためには、充填量だけでなく、袋の仕上がりや圧着状態にも目を向ける必要があります。

こうした一つひとつの工程を大切にすることが、安定した供給体制にもつながると考えています。

粉末商品の小分けでお困りの方へ

抹茶をはじめ、粉末商品の充填には商品ごとの難しさがあります。

弊社でも、日々の作業を通して改善を重ねながら、常に同じ精度で仕上げられるよう取り組んでいます。

粉末の付着や圧着不良など、小分け充填でお困りの商品がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

商品の特徴を伺いながら、一緒に方法を考えていければと思います。

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